「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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みんなのオアシス

昼休みのお昼事情なのだが、わが社には食堂がない。


ないので、各自外に食べに行ったり、席で食べたりしている。


私たちは応接室が空いていると使わせて貰うのだが、


Yさんの上司はやたらとドアをノックしてYさんに


午後会議で8Fにいますから


とか


M社から連絡あったと思うけど、用意できるか調べといて


とか言ってくる。


先日もそんな一言があったので、


今度、お昼のご招待したらどうでしょうか?


と言ってみた。


何話してるんだが気になるのよ


とYさんが言ったからだ。
それは多分確かなことだと思う。部の送別会の時、たまたま側にいた私に向かって、


なんかいやらしいんですよね。昼休みになんの話をしているんですか?
と聞いてきたからだ。


ニヤニヤしながら私は


内緒です。


といったものだからきっと気になるのだろう。


もっともYさんは真面目な顔をしてエロネタを話すのでまぁ、昼にそんな話も出る訳で上司は気になるのかもしれない。


オトコの人たちは口では


Yさんはエロネタ好きだから


とかいっているが、案外言われて喜んでいる。
好きなのはYさんというよりも言われて喜んでいる方ではないだろうか?と思うのだ。


ま、分からなくもない。職場ではストレスのたまることが多い訳で、そんな話をしてガス抜きぐらいしないとやってられない。


Yさんはいわばみんなのオアシス的な存在だと私は思っている。


そんなYさんはいたずら好きなので、会社の壁に貼ってあるポスターに落書きをしたりするのだが(もちろん気がつかないくらいひっそりと)たまたま気がついた堅物の仕事の出来ない人が告げ口をする。


社外の客が見たら会社の品位が下がる、と。


こんなものよーーーく見ないと気がつかないのによく気がついたな。と逆に感心する。


仕事もそのくらい熱心にしろよ、と内心思う。


ポスターははがされて写真を撮っているらしい。


その方が悪趣味としか言いようがない。くだらない、そう思う。


会社の中にはジョークが通じないつまらない輩がいるなと思う。


 

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