「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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動揺しないためには

いつも平常心でいられる人間でありたいと望む人は多いと思います。


かくいう私はそうですが、なかなかうまくいかない。結構動揺が激しいです。
どうして動揺してしまうかと考えると自分の予測できないことが起き、自分にとって理不尽に思えるからなのでしょう。


理不尽なこと、つまり「どう考えてもおかしいと客観的にみて思われる扱い」のことを理不尽というのだと思うのですが、理に適わないと思っているのはどうしても自分が被害をこうむる方だと思うから。


例え自分の立場からみておかしいだろう、相手が同じ状態になって言えるのか?と思ったとしても、理不尽の相手が自分より強い存在でルールを決める立場であれば、結局そうなってしまう、私はその様に思うようになりました。


泣き寝入りなのか?と思い訴えることを考えるのも一つの手です。


だけど、それほど大したことではないことなら言わないな。(もちろんセクハラ行為なんかは我慢する必要はないでしょうし、私なら大事になる前に近づかないことや大きな声で周囲に知らせる等の努力をしてみます。やられる方にも隙があるんだよ、なんてことは言いませんが、極力注意するに越したことがありません)


会社にいると色々とあり、若い女性のひとり暮らしの場合、ストーカーまがいの被害にあった女性がいました(既に辞めてますが)。
相手は会社の人ではなかったようですが家を知られて鍵をかけていても怖い。セキュリティのしっかりしたところに引っ越ししたいというのが彼女の望みでした。
そして引っ越しの費用を会社に補助して欲しいと言ってましたが、会社はいいとは言いませんでした。
もちろん自分の都合なのだから当然でしょう。
本人は何かあってからでは困るからなんとかして欲しいと言ってました。
男性女性の区別がない採用ですし、ストーカーの話が出ると(その女性が若くても目立つタイプでもなかったので)むしろそんな追ってくれる人いるんじゃ良かったじゃないという始末。本社中に話は流れ、本人にとっていいことはなかったようです。


新入社員の女性を連れまわす上司がいました。
このセクハラ上司はその部署の派遣の採用の時は年齢と顔で決めていました。
年を取った女は不採用。かわいい若い女の子なら採用。
当然仕事は続かない。そんなことばかりだったので、新人のスラっとした女の子が入って来たので自分が連れて歩いていたのですが、ある時新入社員にセクハラで訴えられました。
なんでも、喫茶店で注文をした時、ひとつのケーキを頼んで半分こにしようと言われたそうです、もちろんフォークはひとつ。


(これは入社すぐではなく、一年近くなったからこの話がでた訳ですが、この上司の性格上、それより前から女性からみたら気持ちの悪いことをしていたのではないかと推測できます。それをここまでするまで黙っていたとは、新人にもそうした方が自分にとって利益があったのではないかと想像できます。
人は例え自分が悪くなくても痛くない腹を探られることがあります)


組合に駆け込んで訴えたのでこの上司は地方に飛びましたが、残った先輩社員たちは彼女を連れて営業にいくことを陰でとても嫌がっています。
うっかり何かの時にセクハラだと自分も訴えられたら嫌だから、車で営業に行ったりしたくない、それが営業マンの本音の様です。



自分が間違ってなくても理不尽なことはあります。
だからなるべく被害を受けないようにするために先を読んで行動しましょう。


自分がこの方が楽だからと考えないで、もっと周囲の状況を客観的に見回してどんなことが今起きているか、どうなっていくだろうと予測して行動をしましょう。


すると、理不尽だと思う考えも予測出来て実際そうなった時もこころの準備が出来ているので動揺が少なく衝撃も少ないでしょう。


事前に先を読むことでこころの安定を目指しましょう。


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