「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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両立の難しさ②

先日の話の続き。
地方でも母親でありながら正社員を続ける人たちがいる。
地方の工場は、側に祖父母がいるから、比較的子供の数も多い。
都市部で子育てしながら働き続ける人は、やはりこどもの数が少ない。ひとりっこが多い。
国の法令で小学校に通い出した子供を持つ親には、申告して定時時間を短くしていいという規定が出来た。


地方都市の社員の中でも制度を使っている人がいるが、時短したいのに出来ないので、アルバイトを雇ってもらっている。
わが社はいい企業だと思う。
が、教え方が悪いのか、はじめの人は半日、次に来た人は4.5日で辞めた。
ふたり目に至っては、こんな教え方をする会社は初めてだとメールで苦情が来たらしい。


教える方は自分のできない時間帯を変わってくれる人なんだから辞めないように覚えて貰い、居心地よくいて貰える努力をしないとならないと思うのだが、怒らせてしまったと言うことは分かれよ、ぐらいな気持ちで教えたのかもしれない。
教わる方にしてみれば、この時給で全くわからない状態から教えられる内容が、自己中な話ぶりで分からないとなればここじゃなくてもいいという気持ちにもなるだろう。
この女性はよく知った人なので、どうだったのか想像も易い。


子供をしっかりと育てないと、と思うと仕事は足かせになる。


仕事を自分の思い通りにするには、子供が高校生くらいになってからだろう。


子供と言っても帰宅が遅くなっても、例え熱を出してもなんとか自分で回避するだけ大人になっている。


ここまで来れば、バリバリと仕事をこなせるだろうが、長いブランクがあると男性中心の職場は難しい。


会社の決めごとは何でも男性が決めている。
人事規定にしても採用にしても。
組織の上に年齢の高い男性しかいないとその世代の奥様はみな、専業主婦と来ている。
だから例え男女の区別がないと言ったところで、何かあれば女性は家にいるものだと思っている。


女性にも上に上がる機会を設けているが、もともと年齢が若い人に限られている。


私の入社時点では男女の採用枠も別れており、ずっと組合員から抜けない私たちと、上に上がる男性と、最初からコースが違っている。


そして本来なら職場を動くことがない私たち女性と、転勤をする男性となっていた訳で、会社は年を取って単価のあがった女性より、負担額も低い派遣社員がいいのでそうしたいと思っている。


しかし、女性のよいところを探して欲しい。


一度にいくつものことを同時期にこなすことは得意。


実際私は時期的に増える経理の仕事の合間に労務の仕事や総務の仕事をこなす。


その辺の流れを組み立てるのは嫌ではない。


なのでまる3年になるが、そのまま今のやり方で仕事は継続されている。
私の仕事はサポーターだと常々思う。


そして周囲も認めてくれているらしい。だからもっと求められる人にならなくてはと、思う。


やっと子供中心から、仕事中心に変わって来られた気がしている。


子供たちが巣立つまでにはもう少し時間があるが、もうそろそろ自分の時間(仕事の時間)を持ちたいと思う。

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