「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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疑い深い自分

疑い深い自分がいる。

部長が換わってから、課長の態度も変わった。


やたらに優しい。もともと親切な人なんだが磨きがかかった。


今の部長は、怒らない。遠回しにボリューム低く、注意と言うよりも気付きに近い言い方で指摘する。


なので部の雰囲気は穏やかそのものなのだ。


きっと本来の課長に戻っているのだろう。

だが、わからない頃ずっと厳しく接されたので、何か裏がないか、どこかに落とし穴がないか疑ってしまう。


疑いたくないなら、ミスをしないことなのだ。

ミスをしたときの対応が以前とは比べものにならないほど優しいから。


人はミスをする。上が厳くないと下は緩むのか?課長自身もミスをする。それは私とは比べものにならないミス。

 仕事が私なんかよりもっと重要なポストなので当たり前だが。


それであっても仕事は回るしなんとかなる。そんなぐらいなミスだ。




なんせ怒らない部長自体が業務の仕事をよくわからないから、指摘できないし間違えていることがあるから怒らないのだろう。


といってもこの人の評判は他からも悪くない様子。


前任が注意力散漫な人だったせいかもしれない。


支店長印を押すことさえ間違えてしまい、持ってきた営業事務を怒らせていた。(支店長はそれぞれ三人いるから、きちんと確認しないと間違える)


いまの部長は丁寧に確認している。

印漏れは少ない。


イライラしない人に囲まれるのは嬉しいことだがこれでいいのかつい疑ってしまう。


自分がいつからこんなに疑い深くなったんだろうと思う。

でもまぁ疑うから、先を考える。慎重になる。


それはそれで良いことのような気がする。

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