「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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自身を受け入れる強さ

以前知り合いだった人が
子供の頃から親に虐待を受けていた人であった。


その辺の話を昔のブログに書いたのだが

あるツイートを見て
ふと彼女のことを思い出した。


彼女が今どこでどうしているのかは
知らない。


私に願えることは元気でいて欲しい
ということだけで、当時
彼女の話を聞いて
手をさしのべてあげることも
出来ず、立ち尽くすしかなかった。


こころの傷は代わることも、
私が癒すこともできない。


彼女は
誰か助けてと
ことばにならないことばを
投げ掛けていたけれど
私には助けることなんて
大それたことは
できない。


泣いてしまっては
同情しているようで
申し訳ないと思ったのだが、
どうしても
涙が出て止まらなかった。


勿論それは彼女の主観だから
事実の全てではないかもしれない。


だけどどう変えたとしても
そう思わないと
生きていけなかったのだろう。


彼女の主観の中での事実はそうだったのだろう。


だけれども…。

やっぱりその辛いままでは立ち止まったきり、うずくまったきり、動くことが出来ない。


なんとか前に向かうための思考をしないと、自らも苦しいままなのだ。

不幸な人生にも意味がある。

こんな人生なら生きたくないと思ったとしても、その体験は意味がある。

、どうしたって人生に何一つ無駄がないのだ、必ず意味があって体験しているのだと思わないと、辛い状況はやわらがない。

そして、今こうして生きている。
だから、きちんと前を向いて生きないと
生きたくても生きることが難しい人たちも
いるのだから、生かされている間はしっかりと
生きないとならないということしかいえない。


彼女に直接ことばが届くことは
もうないだろうけれど。


どんな状況であれ
人は自分で変わっていくしかないのだ。


勿論十分なサポートがなくてはならないだろう。


変わりたい、と言って
どう思考を変化させたらいいのかなんて
当人にわからないのだから。


いつも与えられることをのぞむばかりでいては
分からない。


どうしたら与えられるような立場になるのか?


それは、誰かに依存してばかりではならない。


人は不満や不平は簡単に言える。


耐え難い苦痛をじっと耐えるのではなく、
不満としてだけ感じるのでなく、
前を向いていける様になる考え方が
感じ方が出来るようになるには
どうしたらよいだろうか?


やはり起きたことを受け入れる
強さがなくてはならないのだろう。





そんな風に思う。

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