「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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孤独であるということは①

我が家の息子たちは引きこもりもいじめも

体験したことがない。


私は高校の頃、ちょっとしたことから

自分で周囲との関わりを持たない時期があり

だからといって学校には通った。

高二からクラスではいつもボッチだったけど

私からこんな低俗な奴らに合わせて自分を消耗させる

気はないと思っていた。


この話をすると息子らは


いじめられてたじゃん


と言うのだが、


違う、こちらが無視してたんだよ❗


と言っている。それを、いきがっていると言うなら

そう思えばいいくらいに思っている。


だから無視されていて悲しいとか言ってる奴がいると


なんだよ、絶対的な孤独を味わうチャンスなんだよ❗


って思う。

孤独とは不幸なことではなく、物事を自分で深く

考える機会を得る時間を与えられることであり

自分以外からは良書を選び学ぶ時間をもたらされる

のだと思う。


他と違う状態をマイナスで捉えるより、

チャンスだと思う考え方が出来たから

私は永い間同じ会社で働き続けることが出来ていると

自負している。


人生何事も無駄はない。


さて、先程も書いたけど我が子たちは学校で

社会性をしっかりと身に付けられるタイプらしい。


これはひとえに主人の血なのだと思う。


私に似ないで良かったなと思うが

(もっとも我が親は私の葛藤など知らないから心配も

してなかったと思うけど。学校は毎日行ってたし)


我が妹は永い間引きこもっていた。


この人も人間関係が苦手で高校はあまり

行かなかったらしい。

私との年が離れているので、彼女が高校生の頃

私は既に社会人、彼女より毎日早く家を

出でいた。

家にいたことも知らないし両親も共働きだったら

最後に家を出るのは彼女だった。


ひとり自由に過ごしていた。

学校の勉強は教科書を読んで問題集を解けば出来て

しまうタイプだったので授業は受けなくても分かって

いた様子。

彼女が不登校だと知ったのは学校から

呼び出しがあったかららしい。


なんとか高校は出たが、浪人中に予備校には

席を置くもほとんど行かず自分で勉強したらしい。


もっとも(何度も書くが)勉強は教科書を読めば理解できてしまう

人なので(我が子等が読んでも理解できないのが

不思議だと言う。きっと私に似たのだと

思うんだけど)

当日ある程度の学力がないと入れない有名な

私大を受けて全て受かる。


まぁ、受かっても行けないのは高校のときと一緒で

友達ができないからいかなかった。


未だに人付き合いは苦手らしい。

私も妹ながらあまり深い付き合いはない。

次女との間には私も件の妹も交流があるので

まさにこの真ん中の子が私たちを繋いでいると

言っていい。


大学は出席しないと試験はさすがに難しく、

なんせ授業を受けないと先生の話したことが

なんだかわからないからだ。


友達がいればノートも見せてもらえるが、

ボッチなら通わないとどうにもならない。


人と自分を比べて劣っていると思うから

通えなくなるので、

周囲は周囲。自分は自分。

と割り切る力が妹にあればせっかく入ったから

退学することにはならなかったろう。

共働きと言えども、末っ子と言えども、親も六年間もよく不登校の娘の学費を払い続けたと思う。

出来ることではないなぁと親になった私は思う。



そして等の本人もせっかくの楽しい若い時代を

つまらなく生きたものだ。


もっとも過去は変わらないからこれもまた受け入れて

行くしかないのだろうけど。


色んなことがあって今の自分を作っているんだから

振り返るよりは先を見て、つまらないことを

繰り返さないためにどうするか?と言うことを

考えて行ければいいのだと思っている。


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