「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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理不尽さを受け容れることの難しさ

人生はままならないことが多い。


なんで私だけ?なんて思うことは日々ある訳で、
そう思ってばかりいると腐ってしまうので、思考を変えるしかない。


だって、腐っていても現実は変わらないし、過去に戻ることはできない。


何も現実が変わらないので、自分の気持ちを変えて行くしか
日常の不満を解消していく術はない。


……とここまでは分かっていても、なかなか現実を受け入れることが
できない。
出来ないから思考をポジティブにもっていくことをできない。


切り替えが上手くできない訳だ。


堪えがたいほどの気持になるほどその傾向は強い。


分かっているけど、変えられないんだよねーとなる。


それでも変えたいと本気で思うなら、傷ついている自分を
他人の目線でみないとならない。


これが現実だと気がつかせるのはとても大変。


人間て自分を守る、
自分のこころを平常に維持するために
自分に対して曇りガラスのようにみている
節がある。


かく言う私も自分のことを冷静にみていると思えない。


なんで理不尽なのだろうと思ってしまう節がある。


なんで周囲の仕事までしょい込まないとならないんだろう?
こんな雑務、あの人がやればいいのに、なんで忙しいのに
私がしないとならないんだろう?と思う。


でもこんな風に考えるのは私の間違え。


雑務は私だけじゃない。再雇用の女性は誰よりも早く来て、
誰よりも遅く帰るときが月に毎回何日かある。


彼女はいなくなったらどうなるんだろう?と思う。


仕事が出来ないくて、遅い派遣を辞めさせて、
きちんと仕事をする派遣を雇って欲しいと思うけれど、
うちの会社にはいい派遣は長くは続かない。


再雇用の女性が今年で契約が切れて退職になったらどうなるんだろう?
と思う。
彼女が今仕事の他に請け負ってくれている雑務は私にくるだろうし、
もしかしたら派遣社員で仕事をしない人の仕事の一部を請け負ってくれるように
入れるのか?とも思うけど、それはどうなのか分からない。


先のことを何も知らされていないので不安ではある。


そしてこんなことで残業しないと追いつかないのか?と自分が嫌になるが
だって、自分の仕事の他にどんどん言われる雑務が多くて、その度手が止まる。


業務部なんてそんなところだろうけど、受け持ちの支店が多すぎて、
人数も多すぎて、だから雑務も多い。
間の取次や、依頼、自分のルーチンの仕事の他、年に一度の仕事や
それに関わる書類の作成、その期日。


迫ってくるとイライラしてしまう。


残業なんて大嫌い、したくない。遅くなると翌日からだが辛くなるから。
職場が遠いし、家で子供がご飯を待っていると思うとサッサと帰りたい。


帰れないのが辛い。


だから文句が出る訳だ。
自分の仕事だけで途中で作業を中断させられなければ定時で帰れるはずだから。


それでなくても、日中目いっぱい働いている。遊びの時間はない。


派遣はおしゃべりしたり、眠くなるらしいがそんな暇はない。


余りに疲れている時は眠気が襲うが、そういう時は、タフマン補充で乗り切る。


こうして日々鍛えられるということは、私も再雇用の女性に近づくということだろう。


彼女は入社からずっとこの支店にいる。誰よりも長く働いている。
みんなが彼女を認めるのも好きなのも、彼女がひとり残って仕事をしても
文句ひとつ言わないから。


自分で仕事をやっていると言っていては彼女のようになれない。
必要とみなされない。


だからやり続けなければならないのだろう。


平日の仕事で休日はくたくただけど、そんなことは言っていられない。


仕事での評価は自分ではしてはならない。
評価は他者がするものだから。


他者の評価が正しいと思わないとならない。

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