依存しないこと
かつての自分を思うと依存体質だったと思う。
人から良く見られたい。
人の視線が気になる。
人と違うことは嫌だ。
自分のキャラクターは周囲に求められていると思う自分を演じている、無意識に。
さて、こんな私は、自分にさっぱり自信がなかった。
今だってこれでいいのか?となると
分からないなと思うことも多々ある。
自分に自信がなかったり、自分の本心を裏切った行動をしていると、自分自身が嫌いになる。
そりゃ、嫌だなぁと思う行動をする自分を好きになるのは難しい。
でもそのキャラクターを周囲が望んでいると勝手に思っていた。
ああしろ、こうしろとうるさかった母は、確かに「こんな私」ってものを望んでいたのだろう。
その通り動いていた私は文字通り母にとって自慢の娘だったようだ。
この操作に気がつかないで、若い時期を過ごしていて、気がついた時は自分がなんだかわからなかった。
いつもイライラしていた。いつもわざと人を傷つけていた。
今思えば最悪だが、自分がしっかりしていなくて、周囲に流されながら生きてきたからそんな風になってしまったのだと思う。
今はこれでいいと思える自分になっているから不安は余りない。
イライラとする自分を見付ける時、そこに過去の自分を見るからだとわかる。
出来るだけイラつきの理由を分析して理解出来れば、イラつくことはなくなる。
自分の感情に振まわされてはならない。
できるだけ早く感情の理由を言葉で理解できるようになること。
言葉にできれば客観視できるから、もう感情的にはならない。
きっと周囲のことが気にかかるその人は、私がイラついているのも、なぜこころを開こうとしていないのかもわからない。
きっとかつては私も同じ思いでみられていただろう。
私はそこで、打ち捨てるのではなく、分からない人の気がつかせてあげられるようになれれば、きっと相手との関係性がよくなるのだろうと思い始めている。
真逆に嫌いな人も同じ。
こちらが嫌いだと思っていてもその負のオーラは出さない。
それよりきちんとこちらが思っている通りじゃないと理解するように会話ができる機会があれば自ら話にいく様にしなくてはならないのかもしれない。
人とのつながりは必然。
成長に要らない相手とは別れることになっているから、今の課題はなんなのか、なんのためにこの人と一緒にいるのか、考えて早く気持ち良き次のステップに行けるように過ごさないとならない。