「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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僕は数学が嫌いだ②

只今高校一年生の次男。
今年に入って二年時の理系・文系の選択を提出した。
先生の説得、こちらからの要望で、
「俺、数学出来ねーけど理系にしたわ。文系の選択、うちの家庭とクラス担任の話聞いてるとないから」
という。


こちらは提出時インフルエンザでそれどころではなく、最終
「俺が決めるから」
と言っていたので何に決めたまで知らなかった。


さて、そして元気になった今、選択の話をポチポチとしていると上記の発言が。


「えっ、人にいわれたから理系って何よ。自分が何勉強したいの?」


「数学以外。ガチ分かんねーもん、数学。数学やらない学部ならなんでもいい」


そうなると、文系で文学部とか語学系の学部?
経済や商科でも使うだろうから。


「文学の系図とか、ことばの成り立ちとかそんなものに興味あるの?」(とてもそうとは思えない)



「とにかく数学以外ならなんでもいい」


「なら、高校卒業して働いた方がいいよ。数学なんてしないから。でも経理の仕事なら数字扱うし、営業も数字扱う。結局数字扱うんだけど、なんでも」


そういうと、
「とにかく、この家から遠い大学行くことにする。九州なんていいと思うんだけど」


「そんな遠いところがいいなら、沖縄がいいんじゃない?」


というと、
「沖縄だと、琉球大だろ。なんか就職先、沖縄しかなさそうじゃん」
という。まぁ、私の周囲にはそこを出た知り合いはいないな。


①北海道は主人の実家があるので、ひとりぐらしが出来ない。
②地続きだとすぐやってきそう(新幹線通っているところは危険)。
③四国は主人の出張先の工場があるからもしそこに転勤になったらひとりぐらしにならない。


と思っているので九州らしい。


九州大、話によると福岡からほど近いらしい。
中州に行ったことないから、泊まる場所が出来てむしろ嬉しい。と内心思っている母なのだが黙っていることにする。


というか、君の学力がどのようなものなのか分かりもしないのに何を言っているのかと思っている私だった。


そして、
「どのくらいしてだめなら文(系)転(換)していい?」


と来た。


「今からそんなこというなら元から文系にすればよかったじゃない。
ダメ前提で話をすすめると、文系にしかいかないよ。
頑張らないのでいけるところ、ではなく、いかに上を目指すか自分で考えないと思う学校なんて入れない」


最初から文転考えるなんてなんということだろうと思う。
「だったら得意な文系を頑張って、文系の上位校を目指せばいいじゃないの。
最初からあきらめる人なんて、社会人になってもすぐ会社辞めるよ」


なんだか情けない話だ。


数学が出来ないなら、とにかく少しでも出来る様になれといいたい。
最初から浪人を考えたり、文系を考えたり、逃げ道を探すのは時間の無駄なのだ。


やり始める前から諦めるより進む方向性が決まったのだから、やってみようという気持ちにならないと前に進めない。


しかし私も息子のことを言えない。私自身が態度に示さないから息子がふらついているのだろう。
私も逃げないで進まないとならない。
人は進化するために生きている、年を重ねているのだなと近頃思うようになった。

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