「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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息子の塾選び

次男坊が高校生になりました。
彼はきちんとしていて、私には似ていない人。
多分主人の方に似ているのでしょう。


長男は私によく似て適当なので、受験も早々に頑張らなかった。


私は頑張らない長男に間違えた声掛けをしていました。
それは、


(勉強は)やればできる!!


これはやらない理由づけにしかなりませんでした。


子供が勉強をしないというのは親の悩みでおおいのですが、長男と次男を見ていて分かったことは、誰かにいわれたからといってしない、ということ。


次男は塾に行くように祖母から言われました。
中高一貫なので、昨年は受験もなく楽しい中学三年間を過ごしました。
でも高校生になったのだから、今からきちんと勉強しないといきたい学部には行けない。


我が家は両親サラリーマンなので、国立しか行きたい学部では家計がゆるされない。
その学部に行かないなら私立でもいいので、行けそうにないなら他にどの学部を選ぶのか、自分で決めてほしいと、決めてから受験モードに入ってもらうためにも、早めに自分の学力を知ってもらうため自ら塾選びをしてもらいたいと思いました。


はじめ、祖母からS予備校がいいのでは⁉と話が出ました。
クラスで塾にいっている子たちは、学校の補講のような学習塾か、家庭教師で、受験を見据えて入ってはいない様子。


個別指導型は自分には合わないと思っているらしいので(教えてくれる先生との間が密になりすぎるのを嫌う彼の性格から)、本人は受ける気がありません。


自分で調べたら、S予備校はレベルが高いらしいと難色をしめしていました。
なので、家の側のK塾に無料の授業を受けに行きました。
事前にプリントをやって来るように言われまじめな彼は予習をし、いどみました。
ベーシッククラスの体験授業は、既にその塾に通っている生徒たちと一緒に受講ですが、誰も事前学習をしてこず、手持ちぶさたの時間を過ごすことに。


もともと学校で先取り学習をしているので、内容も復習に近く、そういう点ではよかったけど、と物足りなさそうでした。


終了後先生との話では、本来はK塾模試の結果でクラスの変更が可能だけれど、あなたの学校だと上のクラスに直ぐ入れます、と言われたとのこと。


なんだか嬉しそうだったので、子供の勉強しようという瞬間とはこう言うことなんだと思いました。


自分のできるレベルまで戻ってやる
自信がつくと、もっとしようという気持ちになります。


そこでついでだしと、S予備校の話を出してみました。


こちらも体験授業受けてみないか⁉


中間試験が2週間後に始まるので、それが済んでからなら行ってもいいと言うので気の変わらないうちにその場で電話をかけました。(本人への意識ずけも兼ねてます)
塾側からパンフレットを送ります。体験授業は受講希望前日に電話で伝えてくれればいいと。


本人もやる気になった様子。


ここまでは上手く行っています。


ここから先は本人がどこまで自分に負けないかにかかってくるところ。


親は何も出来ない。


自らの人生は自分でしか決められないから。


私が彼に言える声かけはそれしかないのです。

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