責任の所在よりも大切なこと
妹と話す。
ずっと同じ企業に勤める。
何年かに一度転勤があるので周囲は変わっている。仕事内容は年齢と共に変わっていく。
資格が上がるからやらされることが増えるのは当然だ。
人とのコミュニケーション能力は高いし、きちんと仕事をやっているので事務方のまとめ役になっているがどうも今の支店はハードらしい。
業務内容というよりも人間関係に苦労している。
今の業務から変わりたい気持ちが強いから営業に変わりたいと言う。
まぁ、変えてくれないけどね。
そういう。
間接部門はやることが多く、覚えることも多く手間もかかるが一段低く見られる。
やはり売上を上げてナンボなので当たり前な訳だ。
そして景気が良ければ自然と営業成績は悪くなく、景気と関係ない事務方は売り上げの高いときは、処理するものが増える。
つまり手間ばかりかかる仕事なので若い人はやりたがらない。
また会社でにしても慣れているベテラン社員を新しい仕事につかせるより、若い人を営業に迎えて、女性も最前線に出てますよというアピールをしたいらしい。
見映え的にもその方がいいに決まっている。
だけど、指示待ちだったら、自分の好きなことばかりしてみたり、自分の手柄をアピールしてばかりいる若い人たちが多いらしい。
そういうば、と思うのは、わが社の人事部でも考えたらわかりそうなことをわざわざ社内メールで確認を取ってくる。
なぜだろうと?と上司に聞くと、
何でも文字に残しときたいんでしょう。自分が間違えていたと言われないように。
と言う。
まぁ、少し間違えると、メタメタに言われる部署だからそうなのだろう。
上司に
わざわざ支店長に問い合わせろと遠回しにいってるけど言いますか?
というと、わかりきってることだから、それで進めてくれって言っといて、と言う。
私も同じように考えていたから良かったが、余りにもわかりきったことまで確認をとるのはどうかと思う。
その番号が間違えていたら出金の処理が出来ないだろうから。
既に番号は書かれていた訳で、支店長が書き間違えているかの確認をもう一度するとは、自分は間違えていないから私のせいではないと言いたいのだろうが何度手間になるのかと思う。
間違えないことは大切なことだが、余りにも確認が多すぎてかえって余計な手間をかけている。
もう少し効率的な仕事をしないのかな?と思う。
色々と日々そんなことは多くて、
これは誰のせい?とミスしたときにジブンジャないよというための確認事項が多すぎる。
間違えていたとき(例えば自分は余り携わってなくて)最終したことが自分だった場合、私のせいじゃないと言いたくなるのが人だろうが、なんであれ一番大事なのはそこではない。
結果は次に改めることでしかないし繰り返さないことだ。
失敗するという経験をして覚えることがある。
私じゃないという考え方よりも次は同じ間違えをしないと仕切り直せる考え方になろう。