「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

PVアクセスランキング にほんブログ村




エッセイ・随筆ランキング

私の前世



先日はすな先生のもとへ。


先生との個人レッスンはあと数回しか出来ない。


ラボと言って、リーディング中級を終えた者は、ラボだけの者と、実践生として残る者に別れるのだが、私は実践とラボと両方している。


もっとも、ラボを毎年発表している人に比べて二年連続未提出という怠惰な生徒なので、ラボの始まった最初から落とすことなく出し続けている方を見ると頭が下がる。


未提出の二年間の私ははっきり言って迷走していた。
よく破門されなかったと思うくらいだ。


先生のリーディングは完璧だから(リーディングはやるほど精度が上がるので、勿論当然ではあるが)
私のこころの状態、魂の状態も分かる訳で、
せっかく綺麗になった魂の
(リーディングを卒業して時点で魂を見て貰ったら、私の魂はもともとは魔だった。つまり黒い魂。それが卒業したことで剥けて綺麗になったとのことだった。しかし怠惰に過ごす事で再び)
半分が黒くなったということは、私は魔界に逆戻りか、ここで自分で頑張ってまた魂を
磨くかの分かれ目になっていたということだ。


人の前世があるかないか、信じなくてもいいけれど、私の昔は魔界の者だったらしい。


まぁ、良からぬ考えをしていた若い自分の自分を考えればそりゃそうだと思う。
他者が見てないところなら、黙っていれば分からないと思っていた私。
考え方が魔界の考え方だ。


人は生まれてからおとなになる間に過去世でしてきたことに近いことをおさらいしながら成人していく。
そう思ったのは、初めて先生のところに行った時か二度目に行った時だったか忘れたが、自分の過去世を見て貰った。
私はどうやら古い過去、人とはぐれて洞窟の様な場所で暮らしていたらしい。


そう言われた時、なぜかすんなり納得したし、涙が出た。


私の高校時代の数年はそれを現代版にしたようだった。
私は他者に対して極度に交わるのを恐れたし、いつも孤独だった。
いつも他者を疑って受け入れることが出来なかった。それがなぜかさっぱりわからなかったが、その時それが繋がった。


勿論短いカウンセリング時間にそんな話は少しもしていない。


それでもビジョンは語った。
私はその時の世でひとり寂しく亡くなったそうだ。ビジョンはその瞬間を先生にみせたようだった。
魂の記憶というものはあるとこの時深く私は感じ


「でも、今はそうじゃないでしょう?」


と言われ救われた気持ちになったのだった。
この時の私はやはりこころがずっと孤独だと思っていた。


ひとり孤独の中死んでいった私は生まれ直す時はそうでない自分になりたかったのだと思う。


魂をラボの課題でみた時、なんども生まれ直すために死ねば魂の房の様な束ねたものに還るが、自分で来世で何をするか決めて生まれる。


孤独だった魂は孤独の記憶を忘れず持ってやってくる。
でもその先を味わうために生きるのだ。


私はどこまで味わうつもりで今世を生きるのだろうか?


もう魔界には還りたくない。


魔界というものはある。それは神様をラボで取り上げた時にみたので分かる。


魔界は三次元にはないもの。異次元にある。


人を操作しようとしているし、魔界の中ではお互いに奪い合っている。
だから誰も信じられない訳で孤独でもあるのだ。


私はそこが嫌で魂を磨きに人間に生まれて来たのだろう。


魔界人の方が人間よりも次元が高いし人を操作できるから、人間でいるより楽もできただろう。


それでも私の魂は魔を嫌ったのだ。
だから怠惰やズルに引っ張られそうになる自分に正さないとならない。


それが意識できるようにリーディングと出会えたことは私にとってはありがたいことだ。


それでも、その二年間迷走し、神様と繋がれなくなっていた。
それは自分のリーディングが余りによくみえなくて、わからないのは自分のこころの在り方だと分かっていながらどうしても怠惰から抜け出せなかった。


そして今、誰よりも努力しないとならないし、怠惰であってはならないと思い過している。
少しでも油断するとすぐ落ちてしまう自分を感じるからだ。


私にとって、リーディングは精神の状態をみるバロメーターだ。


魂はどのくらい美しく戻っているかなんとなく気にもなるが、油断しないためにまだ、聞くことは控えている。

×

非ログインユーザーとして返信する