先を見通す力
息子たちはテレビより、YouTubeを見ている。
ゲームはオンラインで友達と会話しながらしている。
自分の学生時代と全く違って、こんな世の中に将来なると予測できたなら、仕事も辞めて発信する方向にいっていたのだろうと思う。
先見の明があるところに仕事がある。
これからは何が流行るんだろう?
家から出ないでも友達と会話してバーチャルの世界で遊ぶ子供。
細分化された趣味や面白さで何度も同じYouTubeを見ている子供。
私には息子らが面白がる動画の何をもって面白いのか分からないのだが、彼らはセリフをそらんじるほど繰り返し見て笑っている。
それほど何度も見るほどなのかビンと来ないのだが面白いらしい。
基本的に、やっている本人たちは真剣なのだが、端から見ると滑稽にうつっている。
それをディスるのが面白いらしい。
あまりいい趣味とも思えないが。
だからか自分のことも自虐的に言うのかもしれない。
若者のこの感覚が私にもあれば何かしら発見もあるのか?
話を戻そう。
動かないでなんでも画面の中で手に入れるこの世の中を一体どのくらい前に予見できればよかったのか?
今まだ動かないと手に入らないものはなんだろうか?そんなものがあるのだろうか?
だとしたらひとりの人が擬似的な家族を作る、とか。
個別の人とコミュニケーションを取ることで、その人から何かが届く(例えばプレゼントなり)とか。
その個別はやはりバーチャルな感じがいいのか、本物に近い感じがいいのか?
決して会わないけれど、コミュニケーションを求める人に向けての場。
AIと恋愛関係になる映画があったけど、それに近いものがあってもいいのかもしれない。
映画のなかでは、AIは学習能力が高くて、主人公のもとから離れるけれど、本当の人間同士ならそんなこともないのではないか?
恋愛シミュレーションゲームのリアル版(匿名は崩さない)なんてものはどうだろうか?
問題はリアルを現実と履き違えた場合であるのだか……