「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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からだの声に近い話

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世の中が西洋医学一辺倒に傾きすぎてしまったことに
気がつき始めてくれたらいいなと思う。


昨日樹木希林さんをずっと追うNHKの特集を見た。
彼女の老いや死に対する考え方や態度を見ていると
はすな先生の教えてくれる考え方に近い気がした。


「からだは借りものなのだ」ということば


私にもしっくりとする。


だからきちんと使い切らないと…、


そういう考え方。


借りたものだからいつかは返さないとならないけれど、粗末に扱ってはいけない。


返す時期は決められているから
無理に伸ばすこともしんどいだろうけれど
自ら縮めることはとても身勝手だと
言っている様に聞こえた。


老いに抗うことなく、


「これがいいのだ」
と自分の皺を鏡で映しながらいう。


死というものを特別なことと思わず
受け入れているところが素晴らしかった。


リーディングで魂をみていくと、
感情は徐々に消えていく。


魂だけの存在は感情がなく不自由も苦しさも感じない。


そこにはまた喜びもない。ただ、在るのみだ。


肉体があり生きることは感情の連続ではあるけれど、
私たちは自ら生まれることを選んできた。


初めからハンディがある人は
それを選んで生まれてくる。


それを受けとめる家族はその中に自らの課題がある。


課題をこなし、色々と学びながら人生は歩むように出来ている。


(話は脱線してしまうが、
ジブリの「かぐや姫の物語」はこのことを言っているのだと思っている。
だから昔話のかぐや姫の話とは少し違っていると思っている。


かぐや姫は何よりも自らの感情を大切にしていた。
しかし自分がいることで、悲しむことが起きてしまう。
何より大切にしていた生きて感じる情のある世界を去ることは
かぐや姫には辛く悲しいことであったのではないだろうか?)




話をまた戻す。
樹木希林さんは最後の方でこう言っていた。


からだが動かない。
エネルギーを使うのよ、と。


からだのエネルギーとこころのエネルギーが
ちぐはぐになってきていた。


人はからだを動かすのに大変なエネルギーを使う。


はすな先生は日ごろの体温が35℃台で低いそうだ。


それがなぜかリーディングで聞いたそうだが、
高い体温だとそれだけエネルギーを使う。
(日ごろ虚弱体質だとご自身のことをいっている。
こちらにはそんな風に見えないのだが)
すると体力を消耗するので、いつも低い状態にして
体力の温存をさせているのだと
いうことだ。
リーディングは未来以外は教えてくれる。
きちんと解釈が出来たら面白いだろうなと思う。



人のからだはただ目を開けるだけでもエネルギーを使う。


だからからだが動かなくなるのはそれだけのエネルギーがなくなるからなのだ。


エネルギーが作れなくなると魂はからだから抜けようとするのかもしれない。
動かすのがしんどいから。


普通の人でも、四次元に魂が行けるようになるが、
知らず知らずに行って帰ってを繰り返しているのは
「まだらボケ」の状態なのだと言っていたように思う。


魂が肉体を抜ける準備をしている。


そしてあちらがよくなったらこちらには戻らなくなるのだろう。


実際重さがなければエネルギーはそれほど使わないだろう。
肉体がなければ痛みも苦しみもないだろう。


抜け出て自分をみた時、戻ったらしんどいな、痛そうだな、辛そうだな、
比べてあっちは楽しそうだ
と思ったらわざわざからだに戻るだろうか?


死んだ瞬間てそんなものではないかな?とはすな先生は
いう。


人は死んだことがないから、死後の世界がどうなっているか
想像できない。
だからと言って、肉体を使い切らないうちに自ら抜け出る方を
選ぶのは良くないことだろうと思う。


だってそれは残された者たちに対してとても無責任だと思うから。


だけど、もうしんどいからだになっている人を
無理やり引き留めるのは可哀想でもある。


なぜならもう目を開けるエネルギーもないのに頑張っているとしたら。


疲れ切って目があけられない状態で半ば寝ている自分を想像したら
起こされたくはないだろう。それを無理やり起こすのと似ている。


私はからだを使い切る頃には黙って見送って欲しいと思っている。

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