「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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メンタルヘルスとは…③



(前回の記事の続きです)


最初はうつ病を直そうとして始めた訳ではなかったハルさん。
彼女は働くことを始めました。


それは大変だったと思います。
うつ病は、
やりたくない、嫌だ、でもやらないとならない。


その思考の中で起きていたのだと思います。
嫌なことに耐性が弱いから何かのせいにして逃げてしまうのだと思います。


ですが、何かのせいにしてもなんの解決にもなりません。
だれもそこから救うことはできません。
医者であっても同じだと思います。


ハルさんの主治医だったという精神科医が講演を聞きにきていました。
その先生は日本の医療制度について話されていました。
出来高制の日本の医療制度の中で、精神科医は一日80人もの患者をみないとならなくなっている。
だとしたら、ほとんど話なぞ聞いていないことになると。
医学部の中に精神科医のコースが専門である訳ではない。


病院に行って薬を貰うのにどのくらいリスクがあるのだろうと感じました。


その先生はうつと、うつ病は違うといいます。


何かマイナスの考え方をして落ち込むことがうつ気味と表現されるものだろうか?
しかし、自分の足で一歩でも前に出ようという気持ちが起きればそれから考え方や行動が変わるから病には発展していかないのだろう。



ハルさんは、働くことで嫌なことも経験しただろうけど投げ出さず働き続けています。
そのうち周囲の為に頑張ることが出来るようになって、行動が変わり考え方も変わってきました。

こうして自分のことを皆の前で話すこと。

福岡まではすな先生を呼ぶことも、彼女は自分でやりました。

横浜から福岡まで先生に来て頂くためには、それなりにお金もかかりますし大変なことです。

人も集めないとなりません。

それはそれは大変だったと思います。


その行動力を思うと、本当に凄いことだなと思います。




今のハルさんには、うつ病は考え方の病気だと分かっています。


主治医の先生が、その人の人生をだれも変わることが出来ない。
自ら変わろうと思えるかどうかだと言っていたのが印象に残っています。

そしてそれがわからないのは、多分通い続ける患者自身なのかもしれません。

薬を飲む、何かに頼る、それを止めるには苦難の前に自らの力で越えていくという体験を積み重ねられるか否かなのだと思います。


自分の思い込みで判断しなくなたったのだろうはるさんのその後は、ご主人が離婚調停を取り下げました。

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