必死さが足りない②
(前回の記事の続き)
さて、必死さが足りないからリーディングでの解釈が出来ない。
この必死さとは何かと言うことなのだけど、
先生はリーディングは最終、人のために使うものだと考えていらっしゃる。
私たち生徒はまず、リーディング習得の卒業を目指す。
そのあとこの方法を教えて行けるようになる。
それと同時に悩んでいる人たちの立場になってカウンセリングが出来るようになる。
そこまできて初めてはすな先生に恩返しも出来ることだろう。
真剣さが足りなければ、リーディングは不完全でも大丈夫だろうという甘い気持ちなる。
何が問題かと言えば、相談するというのはよっぽど悩んでいる。なんとか現状を変えたいと思って相談に来るはず。
ということは、相手の気持ちを汲み取り、そうかもしれないと納得させられ、なるほどこれなら出来るかもしれない。という気持ちになる回答を言えなければリーディングカウンセラーとはなれない。
今の私のは到底出来ないこと。
出来ないとかいってると怒られてしまうのですが。
卒業できたのは偶然だと思っているし、出来ているとも思えないけれど、こうして実践コースに残っているのもきっと意味があるのだろう。
なぜなら沢山の人がリーディングコースを習い、途中で辞めたり、卒業して辞めたりしてる。残っているのは、自分で選んでいるようで、篩にかけられているのだろう。
こうして通わせて貰っているのはありがたいことだと思うからきちんと収得していかないとならない。ここまでくるとやり方ではない。自分の考え方の問題となってくる。
実践生はそれぞれ自身の課題をかかえているのだろう。
自分で意識出来て修正できないと仕上がっていかないと思うのだが
私の場合は相手の気持になること。
自分の話すことは相手がどうとらえると予測して話さないとならない。
そこが出来ていず問いかけの様な話し方をしていては相談者はどう思う?と先生に言われる。
相手に答えさせるやり方は、ダメなことを答えさせられるようで責められていると感じるといわれる。一刻も早くここから帰りたいと思わせることは良くない。
せっかく勇気を持って悩みを打ち分けた相手を落胆させるようなカウンセリングは意味がない。
リーディングの先生は答えに導びけるようでなけばならないが、カウンセラーは同じ目線で話をしないとならない。
その為には相手の気持ちにならないと、言葉に出さない相手の気持ちがわからない。
真剣になるということは、言葉にしていない相手のこころを感じ取る力がないとならない。相手の立場にならないと相手の気持ちはわかない。
そして相手の気持になることが私は昔から苦手だ。
カウンセラーの資質は大変難しい。
それでもそうなっていかないとならないのだろう。
他人のために役だつことが人の使命なのだから。