「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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会社の先輩

職場の先輩は人生の先輩でもあります。
定年再雇用の方なので、今の会社の誰よりも長く働いています。
今の職場から異動することなくずっと過ごしてきました。


職場の先輩はいつも笑顔の方。
笑顔って最強だなぁとつくづく思い、先輩の側には年齢を超え性別を超えて人が集まります。
みんな側に来て、自分のことを話したくなる人です。


習い事のはすな先生に言われます。


マキさんは本当に相手のことを思ってたずねてる?話にのっているの?
自分の好奇心ではだめよ。


とても痛いところをつく言葉です。
相談事というのは、聞いたこちらが決めることではない。例え正当でも、上から聞こえるのよ。
それは相手に寄り添って考えることではなくなってしまいます。
主体は悩む人であり、その人が
あぁこんな考え方ができるんだ、そう考えれば悩むことなく前にすすめる、それがいいカウンセラーなのだと頭の中では分かっていますが。


私は、この人はいったい何を隠して(悩んで)いるのだろう?
ということはなんとなく分かるのです(昔からで)。
でもそれは家政婦は見た、的なのぞき見趣味のようなところでしょうか。


それを知ってもわたしの自己満足にしかならない。


悩む人は正当なことをいったとしても、はいそうですと直ぐにはならない。
人は自分の中で理解しないと先には進めないから。悩むのはマイナスな考え方だから。


悩まなくなるためには出来ないことに悩むより、出来ることは何かを探してみる。


悩みの原因が何かを分かり、その解決の為にリーディングを使ってカウンセリングをするのが、笛野はすな先生のやり方。


相手の立場に立ってものを考えることができるようにならないと、カウンセリングはできないのだろうなと思っています。
だから私は至らない。


私が今の職場で先輩と一緒にいるのは、彼女のそばに人が寄ってくるのはなぜなんだろうということをきちんと理解してあのようになれということなのではないだろうか?と思います。
彼女にみんなが話しかけたいのは、話しても否定することがないから、いつもこちらに寄り添っていると思えるから、公平で前向きな回答が返ってくるからなのではないだろうか?
こうして会社の意向で配属されたように見えて私にとって必要な人が側にいる。

必要がなくなれば離れていきます。


周囲の人をその様に考えて接していると、自分はその人から何を学ぶのだろう、嫌な人でもこの人とうまくやるためにはどうすればいいのかと考えたり、先輩の様に真似ても自分に取り入れていければいいなと思えば、気持ちと態度を変えて行く、そういう姿勢で日々過ごしていくと自分が良い方向に変わっていくと思うのです。


どんな人との出会いも感謝でしかないのだなと思えてくるのです。

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