幸福
「幸福」ってなんだろう?
わたしのブログタイトルの中にも「しあわせ」という文字をいれてある。
幸福とは満たされていると感じること。
その満たされるとは何が満たされることだろうか?
もちろん物質的なことではない。
その人自身が幸福だと思えば幸福なのだ。
このシンプルなことを人は良く忘れている。
自分が他と比べて足りていないと思ってしまう。
だから私は不幸だと思う。
不幸とはそれではなぜ言えるのか?
それは周囲と比べるからだろうか?比べて自分に無くても重要でないものなら、
人は嘆いたりしない。自分に欲しいのにないから不幸だという。
それは、あったら幸せなのだということを知っているから不幸というのだろうか?
ということはその人は「幸福」というものをかつて体験しているといえるだろう。
であれば、幸福を知っているということが幸せなことなのだと気がつかないだろうか?
人が「あなたは足りていないからかわいそうね」
と言ったから私は不幸だという人がいたとしたら、その考え方が不幸だと思う。
他者から見て自分の幸福は分からない、だからそんな言葉に惑わせられる必要はない。
人から自分の幸福を教わる人は実は一番不幸な人なんではないだろうかと私は思っている。
幸福は自分の内側にしかない。
周りの要因が今幸福から遠かったとしても、かつて幸福だった時期を知っていれば
あなたは不幸ではないだろう。
なぜなら、幸福だったころの感覚を呼び戻すことができる。
そうすれば、その時自分が不幸だとは思わないだろう。
人は、不幸な中でも日常の中で幸福だったことを思いだすことができる。
「不幸」を知るということは「幸福」も知ることだといえるのではないだろうか?