「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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仕事が出来る人

行きつけの美容院にて。


私が通う美容師は私より5才ほど上でバツイチ子供なし、現在大変お似合いなイケメンな彼氏と同居中だ。


彼女に対しては大変な信頼がある。


仕事が出来る人というのはその人に任せておけば大丈夫だと思える安心感があるのだと私は彼女から習った。


なぜなら美容院に行って


今日はどうする?


と聞かれたとき、


バッサリ短くしたい


とか、


少しイメージ変えたいからパーマをかけたい


とか


モヤモヤしたことを伝えて、大体の感じをその辺にある雑誌をめくりながら


こんな感じ


と伝えると


わかった


としてくれるからだ。


美容院によっては、


これは部分的にパーマをかけないと


とか、


髪質が違うから難しい


とか言うがそういうことを言わないで切る。

そしてイメージに近いスタイルにしてくれる。


もちろんセンスもいいのだが、こちらの望むものに条件を付けないで答えてくれる。

だから遠いが通う。


私や母の二世代で通っていたのが、今では我が息子も含めて三世代で通う。


息子は


何も言わないでも切ってくれるから


と言うが、そんなことはない。出来上がった髪型で男前度も上がる自分を鏡で見て納得するから行くのだろう。


彼は大変な癖毛でサラサラヘアにするには縮毛矯正をしないとならない。


今回はカラーとカットだけなので、癖毛を生かした短髪ヘアにしてくれた。


この癖毛だからこういうのが出来るのだ


と言っていた。この言葉は癖毛に悩む彼の救いになる言葉だったのではないだろうか⁉️


コンプレックスを逆に生かしたツーブロックのヘアスタイルは濃いめに染められたカラーと相まってとても男っぽくて似合っていた。

(カラーを暗めにするのは以前私の母がその様に言ったのを覚えているからだろう)


髪型ひとつでも相手の気持ちに沿った仕事が出来るので他に行く気持ちは私たち家族にはない。


この人が辞めてしまったらどうしようと心配するぐらい信頼している。


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