「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

PVアクセスランキング にほんブログ村




エッセイ・随筆ランキング

いきなり①

驚いた👀‼️


いや、こんなのとは初めてである。

帰宅の途で次男にLINEすると、


唐突やな


と言われた。確かに唐突である。


何がって、月末の大量のデータ入力をしていたらなんとなく右手の中指の付け根から手の甲にしびれを感じた。


おやと思いながらも気のせいだと思っていると力が入らなくなってきた。

指を動かすと微かに痛む。指は曲がった形から伸ばすのが辛い。


こんなことは初めてであるからおかしいなと思いながらもそれでも仕事を続けているとどうにもならなくなってきた。


部署の大先輩にいうと、腱鞘炎?と言う。


なったことがないからわからないけれど、そうなのか?



その後、廊下を歩いていて他部署の知り合いと合ったので話をすると、


なんか腫れてるよ


と言われる。


確かに左右を並べてみると明らかに右手が腫れている。


本格的に腱鞘炎かもしれない。


思えば近頃たまに手の痺れやこわばりを感じていた。でもなんとなくだったから気にしなかったし、一晩休むと痛みも引いていた。


だが今日は違う。

手に力も入らなくなっているし、微かに震えもある。


大先輩が湿布を持ってきてくれた。


思えばやらなくてはならない作業が多すぎてオーバーヒートしているのだろう。



一年前から徐々に増え出していて負荷に気がつかないでいた。


派遣がしていた仕事を派遣が変わる度に任され、それでも普通にしていたが、部長が代わってから労務は全て私にと言うことで、4月に入り人の異動と共にいろんな変更書類の作成がどっと入り、経理の締めと労務の処理で何をしているのか分からなくなっていた。


なぜなら自分の手を離れたことを端から頭が勝手にリセットしないと次にする事をこなせないくらいになっていたからだ。

なので、こちらから送った色々な書類についていちいち覚えていられなくなっていた。



もう限界。なのに私の頭の方がこの言葉を発する前にからだの方で悲鳴をあげた。


悲鳴をあげてくれたからまだよかったのだろう。

あげなければ多分身もこころも消耗しきってダウンしていただろう。


あまりに忙しいと自分の感情の方に目が向かない。


色々とイラついていた時期もあり、それはこころが信号を送っていたのだろうが、気がつかないでいたのだ。


これ以上していると擦りきれてしまう。


そう言っていたのに頑張らないと、と思っていた。

出来ないはずはないと思っていた。


でも、一人で一日にこなさせる量は、限られている。


人間はAIには叶わないし、スーパーマンにもなれないのだと自分のからだが教えてくれた。


×

非ログインユーザーとして返信する