数字のふしぎ
本日ぞろ目。
算数は苦手だけど、数字というものは面白いなとときに思う。
今主流になっているのは「インドアラビア数字」というらしい。
これはインドで発祥しアラビア経由でヨーロッパに広がった文字なんだそうな。(名前の付け方が「まんま」である)
その昔、ヨーロッパではローマ数字が主流で、イスラム文化圏と貿易のあったイタリアからインドアラビア数字がもたらされたということらしい。
そういえば、簿記の元もイタリアが発祥。
数字の計算にはこのインドアラビア数字がとてもいい。横並びに数字をならべるから。
1234567890……
これがローマ数字では
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ となりローマ数字にはゼロがないので、Ⅹ(=10)となる。50はL、100はC、500はDだそうで
751をローマ数字にすると
DCCLⅠ(500+100+100+50+1)
となるそうだ。この時点で既に計算しないとならなくなっている。
これを計算していたと思うと、昔のイタリア、いやヨーロッパの商人というのは大変だったのだろう。
私は数学がさっぱりなので、物理も化学の授業もいわずもがな、だったのだが数学は物理や天文、建築分野を分かりやすく数式にしたものから派生した学問だといってもいい。
ある意味、このインドアラビア数字が計算を便利にしたので、その他の分野で難しいことを考えていた物理学者や天文学者の考えも早く広まり、進化をとげたのではなかろうか?
また証明などの分野は哲学に、幾何学の分野は芸術へも貢献している。
だとしたら私の苦手な数学と私もそう遠くないところで繋がっているのだろうな、とおもったり(なぜか少し数学ができる気になってる)。
しかし色々言った所で相変わらず息子の教科書の中身は一向に分からず(偉そうに書いたがやっぱりわからない)。
親の権威は地に落ちたままなのが残念なのだけど。