「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

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職場の話

今の部長は経理出身ではない。
人事・総務経験が永いので、人事・労務関係の仕事に強い。
なので、私のいた健保の仕事内容も随分と理解していて、組合健保の仕組みも分かっているので私の言いたいことがよく分かってくれる。


これは経理系のみしてきた業務の人には分からないだろうし、今の本社人事部も表面的なことしか分からないのか、健保の仕組みを理解していないので、随分と酷いなと思う指図をするのだが、意見を言った所でどうにもならないと諦めている。


何が言いたいかといえば、
人は自分の考え方と近い人間かそうでないか、いくつかのワードによって嗅ぎ分ける能力があるのだと気がついた。


細かい話を書いても読んだ人が理解できることではないので書かないが、逆のことは経理の内容でもいえるだろう。


私は経理の仕事に疎い。
この職場にきて初めて習ったに近いのだが、会社に入ったばかりの新人に教えるように教わってきたわけでないので、表面的な流れ作業の様に、この時はこれ、と機械的に覚えてきた。


ここにきて初めて、科目コードのこのページに書いてあるこの番号は何を表しているのか?ということを教わって理解する程度に初歩なのだ。


なので、彼らの話のほんの少しぐらいしか分からないし、会話の内容も後でなんとなく理解したりする。この状態での反応で、彼らはきっと私が何も分かってはいないと分かるだろう。


さて、今の業務部には経理屋と総務屋が混在している状態でバランスがとれているといっていい。
前の部長はやはり経理屋だったため総じて総務・人事をしっかりわかるという者がいなかったといっていい。


今の支店は人数が多い。支店3つ分の労務もしているので、思いのほか人事異動がある。
そのたびに書類が発生したり手続きが発生する。


なので、労務の仕事も疎かには出来ないといえる。私が赴任したばかりのころは60名弱っだったので、人の動きはそうでもなかったのだろうが、今では100名以上になるからだ。


中にも正社員の他、契約社員や派遣社員とバラエティにとんでいるから、それぞれ当てはまる内容が異なり細かい。
しかし、労務の仕事というのは、ルーチンワーク外で空いた時間に進めておいて仕上げていく仕事なので、ちょこちょこと進める。


実は私はこういう合間にやる作業というものが結構好きで、経理中心の仕事の合間に息抜きを兼ねてやっている。
すると一日暇になる時間がないので、あっという間に終わるし、ずっと同じことを繰り返すよりときに内容に変化があると脳を使う場所も変わるのかボーっともしてこない。
だからこの仕事がとてもありがたいと思っている。


支店の業務部というところは、営業中心の支店の中で異質なポジションであり、いつもは支店のお荷物的な目でみられる。
なぜなら私たちは、客からの無理難題やクレームなどの対応は一切ない。
自分で金を稼ぐ部門ではない。
支店の人たちのお世話係というのは気楽な仕事だと思われているだろうから。
だからこそ、支店内の人たちがやらないとならないのに忙しくて気がつかないことを教えたり、スムースに回るようにしてあげる部署なのだと思う。


彼らの立場から、この部署があってよかったと思ってもらえるように仕事をしていきたいと思っている。


人の為になることができる仕事が与えられてとても嬉しく思っている。

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