「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

日常から不思議な話まで。リーディングってなに?ポジティブってどんな思考?なんてことをつぶやいてます。

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リーディングを恐れる人



主人から電話が入る。


今月も帰れないらしい。
主人の単身赴任生活は結婚生活の中で長い期間を占める。


もっともこの人は家族とずっと過ごしているより
この距離感がいいらしい。


本社にいる頃は帰宅が遅く私が寝る頃帰宅することの方が多く
休日も出勤なんてことが多かった。
家にいても平日の疲れで泥の様に寝ていて使い物にならないので
休みに職場に行ってくれている間に家事と子供の相手をして過ごす私だった。


子供たちは幼い頃は平日実家に預けていたので、片道25分かけて私は毎日帰宅後顔をみに実家に通った。


お風呂と寝かしつけをして、自宅に戻り翌日の用意ということをしていたので
主人が本社勤務でこちらにいる間は結構大変だった。
仕事が今ほどハードでなかったのと、年齢が若かったからこんな生活が出来たのだろう。


主人の単身赴任の間は、実家でそのまま寝泊まり出来たのでよかった。
子供たちが幼い頃の私は母親と父親との役を両方兼ねてどちらも半端にしていたと思う。



主人は子供は好きだが、家族より職場優先ではないだろうか?
今でもその気持ちは揺るがない。
夫婦といっても、個と個なのだと主人といると強く感じる。
彼をあてにすることは余りない。
子供の幼い頃は自分の実家を頼りにしていた。
主人のことは、誰よりも近しい他人。
冷静に私の職場での話も判断するので、私寄りより、会社寄りの考え方をしている。


私には会社の愚痴をいう逃げ場はない。逆に言えば主人にもおなじことをしているから私たちはいつの間にか似たもの夫婦になっているのかもしれない。


なので、お互い相手に依存という感じではない。


主人は外から頼られる人になっているから、家族の面倒までは及ばないのだろう。
よって、私も息子らも個としてたくましくなって行かざる得ない。


主人がメンタルで職場に行けなくなった時、はすな先生の元に連れて行った。
それまで私は自分がリーディングを習っていることを話していなかった。


リーディングは理解されにくい。
でも家族に話した方が楽になる。


主人は実際カウンセリングを受けて私に言うのは


俺は信じないけど、自分がいいというならやればいい


ということだった。そしてもう二度と自分のことはみないでいいという。


おかしい、怪しいものであれば変だというだろうし、やめた方がいいのではないかというだろう。


だけど、否定しない、そしてもう自分のことをみないでいいということは、思い当たることがあったのだろう。


あっているとも間違っているとも言わず聞いていた。
違えば違うという人なので否定しないということは内容を肯定したと受け取れる。
自分のことを知られるのが嫌なのだろう。




知られることを恐れる人はいるとはすな先生はいう。




なぜ分かるのか?話してないのに。


そう思うらしい。
素直にビジョンの語るものを受け取れば意外な答えをいうことになるだろう。



そういえば主人が単身赴任が多い理由もまた、みえた前世と関係している様子だ。
彼のいつの前世かは知らないが、徳の高い僧侶だったようだ。
その為周囲に人を寄せ付けず仏を拝むことのみしていたらしい。
徳が高いので身の回りのことは自分でしなくてもよい環境だったらしい。


今ではやったことがなかった身の回りのことを自分でするようにさせられている。
そして彼の本来の性格は一人ですごすことが好きなのだ。
今は、どちらも苦手なことをさせられている。




これがきっかけで私のリーディング人生はオープンになった。


主人のメンタルも直り再び職場で仕事をしている。
原因が分かると自分がいかに思い込みで動いているのかわかるだろう。


真実を理解すれば自ずと行動は変わってきます。


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