以前の記事で書いた同じリーディングの生徒のハルさんの講演を聞きました。
彼女がなぜうつ病を発症したのか。
初めはそんなことが語られていました。

成長期の段階でうつ病になるのは、人格形成の中で大きな負荷がかかるのだと感じました。
成長期の中でだから家族との関係がいかに重要かと思いました。
彼女は自分の自尊心を奪うような祖父母と一緒に住んでいたといいます。
彼女がやりたかったピアノは良いものではないからやめさせる。
勉強して医者になって自分たちの為になれ、お前は長女で跡取りでいい子だと話しながら自分にだけお菓子を与えて言いなりにさせる。

幼い子供を洗脳させていったことを彼女ははなして下さいました。
自分の意思が芽生え始める時期に彼女はそうやって自分を空っぽにされていったといいます。
その後小学校生のうちに自律神失調症になり二か月間学校を休みます。
まだ自分の言葉でこころのうちが話すことができない時期でしょう。
近しい大人のいうことを正しいと純粋に思っている時期、自分の中で反発したくても、その反抗する気持ちは祖父母によって表面に出ない様にされてしまっていた。

私は聞いていてとても辛い気持ちになりました。