「からだの声の翻訳家®️」鶴木マキ∬しあわせのシグナル∬

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「仕事③」ひとつのポイントが分かると気持ちが変わる

(この話はふたつ前の記事から続いています)


嫌な人への対処法は、まず自分の思い込みじゃないか、思っていることが本当なのか確認が大切だということ。
だけど、感情がそれを寄せ付けるにはなかなか難儀なものです。


自分は頭で理解しているのに、なぜ感情は追いつけないのだろうと。
全てが頭で分かっていても、感情が追いつく速度は、どうやら一緒ではないのだなと感じている近頃。
そこで、自分を攻撃してしまう、ダメだししてしまうので、ますますよろしくない方向に行っていました。


さて、そんな私ですが、
上司に対して、仕事の上では冷静に対応できるのに、プライベートでは関わって欲しくない。私のプライベートに触れられると、どうしてもイライラして嫌なんです。
と思っていた。


そんな人のことでイライラして胃を痛めていると病気になるよ
と言われ、それも分かっているのに変われないんです。
と言っていた。


そして、その時私を変える一言が発せられました!


そんなにいうなんて、実は好きの裏返しなのよ


ギャー!!絶対にそれはいやー!!


と思った訳だが、ハタと気がついたのです。


人は自分の中にあって、あえて出すことがはばかれると抑えて出さない自分というものが存在します。


しかし他者の中で、その自分の抑えている部分をみたとき、激しく拒絶するのだと思うのです。
反発する気持ちが生じるというのは、相手の中に自分のもつ嫌な部分をみるから。


そう気がついたら、
あぁ、かわいそうに、この人はまだ気がつかないのだ。私はこの嫌なところを表に出していたとき孤独であった。
誰も私の相手をしてくれないと思っていた。それだけど、どうしてそうなのか分からなかった。
そうして自分を守るために人を下に見て攻撃していた。


嫌いな上司はまさに私だと思いました。
自分に同じところがない場合は、


まぁいいか。こんな人ほっとけば。嫌われているのに気がつかないのだもの。ずっとそうしていればいい。そう思ったら平気になりました。(これ同じ職場の人の談)


そうだと思うのですが、自分の中の出さない部分を相手に認めるとどうしても反発してしまう。そういう風に人間できているのではないかと今思っています。


ですが、これに気がつくと、相手を気の毒にさえ思えるようになります。


それからの私は、自分から仕事の延長ではありますが、自然と雑談を話しかけていました。
可哀想に、話に付き合ってやろう、職場全体が円滑にもなるし。
そう思えるようになりました。


(私と上司の間がギスギスしているのは周囲も知っていることです。でもそれは傍からみても嫌な気持ちにしかならないでしょう。それも分かって申し訳ないと思っていたのですが今までの私は自分の感情を態度にどうしても出ていました。)


たった一ひとことで考え方が、態度が、気持ちが、一瞬で変わった瞬間でした。


冷静に頭で理解できても、感情がついてこない時、そんなことないかな?
この反発は普通の人の反応と違うなと思ったら私のようなことに思い当たらないか考えて貰えればと思います。


ほんの少しでも嫌な気持ちが軽減できるだけで、同じ人でも、同じ職場でも居やすくなると思います。


ここまで、来たのでやっと、自分の思っていることが本当のことかどうか確認とるよう、リスペクトする先輩のひとこと


一度話し合ってみたら


ってところに行き着くのです。


感情の方で拒絶していると、冷静にいようと思ってもどうしても素直に相手の声に耳を傾けられないでしょう。


私はここでやっと話をしてみようという気持ちになれました。

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