匂いとコロン③
(前回の記事の続きです)
で、隣にあった、ローズ・ベルガモット系の香りに手をたす。
最初の香りはいいのよ、ローズ。
暫くすると、鼻につくんだよねー。
あぁ、やっぱりなんか……わかるわー、ちがうってのは。
かといってシトラス系やバーベナでもない。ユリでもないんだなー。
結局、このローズが一番まし。
もっと気に入ったの買えって思うんだけど、探して購入する時間がもったいない。
時間、大切なんです。一日がほぼ会社、帰宅後は家事なんでその他で自分の時間を抽出するので、時間が何より大切な私。
とりあえず、加齢臭隠せればいいし(っていいながら朝付けて行って、それっきり付け直しはしないのだけど)。
昔はこんな適当じゃなかったんだけど。だんだん異性の目を気にしなくなっている。
だから本当におばさん化してんだろーな。
逆にオヤジでもいい匂いさせている人っていて、
昔から知ってる仲良しの男性に、いい香りしてるよねって聞いたら
臭いおやじって思われたくないから
って言ってた。
彼は、見た目がパグ犬みたいだけど、みだしなみに気を使う人だ。
もともと研究職だったので、スーツなんて着慣れてなかったのに、本部に異動になってから、おしゃれになった。
(以前から自分のスタイルはきちんと持っていたけど)
独身だからかなぁ。いや、独身でもよれよれのスーツの人もいるからその人によるんだろうなぁ。(世の男性諸君、女性はさりげなく見てますよ、言わないだけで)
がっちりした筋肉質なからだに、薄いピンクのYシャツなんてきてるけど、案外似合ってる。
しかも、同い年にしてまだオスなんだよねー。
一緒にご飯食べるのはかまわんけど、そこまでにしといてくれーっ。
小奇麗にするのと、異性を意識するのは比例するんだな。
私との会話もオッサンのそれと変わらなくなっているわけだし、性別を越えてくれと思う。いちいち変な方向に話が行きそうになるのをセーブするのはウザい。
だっから断るけど。
「ご飯行こうねー」「うーん、そのうちねー」
異性の目を気にしているということは、同時に自分の性別もしっかりと意識することなんだろうなぁ。
コロン、量少ないの買ったから、さっさと使い切って、次回こそ、気に入ったの購入しようっと。(年齢とともに、似合う服があるように、香りにも似合うものがかわってくるようです)
50代という年齢。
まだ入って間もない訳ですが、しっかりと枯れていくにはまだ少し間があり、その経過を楽しんで行きたいと思う近頃でした(近況報告かっ⁉)。